私は法律の勉強が初めての独学で、行政書士試験に合格しました。
当ブログでは、私のしてきた勉強方法について、いくつか記事にしていますが、今回は勉強初期の段階で、知識の補充用として利用したAmazonのKindle Unlimitedの書籍について、ご紹介したいと思います。
AmazonのKindle Unlimitedの活用は補助的な、そして気分転換に用いるものだ、と認識していただけると幸いです。
ここでご注意いただきたいのは、行政書士試験の勉強はあくまで基軸の勉強方法から外れてはいけない、という部分です。
よく聞く、正しい勉強から外れないということですね。
行政書士試験の勉強に関して、AmazonのKindle Unlimitedのメリットとデメリットをまとめた記事もアップしていますので、よろしければそちらも参考にしてみてください。
また何故、突然行政書士試験の勉強でAmazonのKindle Unlimitedが?!と気になる場合も下記記事を参考にしていただけると幸いです。
超簡単に、AmazonのKindle Unlimitedって何?
そもそもAmazonのKindle Unlimitedが何か、簡単にまとめておきます。
ご承知の方は、飛ばしてお読みいただければと思います。
AmazonのKindle Unlimitedは、月額料金(¥980/月)で対象の電子書籍が読み放題になる、サブスクリプションのサービスです。
提供されている電子書籍は和書や洋書、ビジネス書、コミック、小説、実用書、雑誌など、幅広いジャンルが含まれ、和書だけでも数十万冊以上がラインナップされています。
私は元々行政書士試験の勉強を始める前から、英語の多読目的でAmazonのKindle Unlimitedを契約していました。
Kindle端末以外にも、スマホ(iPhone・Android)やタブレット、PCで利用可能で、アプリを通じてオフラインでも読書ができるのが特徴です。
契約後は気になる書籍をダウンロードし、20冊まで保存しておけます。
自分のペースで読めるので、短期間で多くの本に触れたい方や、さまざまなジャンルの本を試し読みしたい方にとって便利です。
また、特定の書籍は提供されていない場合もあるため、読みたい本が対象になっているか事前に確認するのが良いでしょう。
もうちょっと詳しくAmazonのKindle Unlimitedを知りたい場合、以下も参考にしてみてください。
行政書士試験の勉強で使ったAmazonのKindle Unlimited書籍はこれ
私は行政書士試験の勉強をし始めた頃、AmazonのKindle Unlimitedを使い書籍を探していきましたが、決してメインで活用したわけではありません。
メインの勉強方法は、行政書士試験の肢別過去問集を使った勉強です。
肢別過去問集で勉強して分からない、足りない部分をWEBやYouTube、書籍で補ったという扱いです。
知識の補完と気分転換に活用しました。
私の感覚だと、特に法律の勉強が初めての独学の方だと、正しい勉強方法を採らないと合格は難しいと思っているので、ご注意ください。
注意事項が思わず長くなってしまいましたが、
本題へいきましょう。
行政書士試験の勉強で実際に使ったAmazonのKindle Unlimited書籍
私は以下の書籍を参考に、行政書士試験の勉強の知識補完をしていました。
2024年11月現在、AmazonのKindle Unlimitedで読み放題対象となっている電子書籍です。
- 伊藤塾の(公務員試験)憲法/行政法/民法
- 伊藤真の行政法入門/民法入門
- マンガで民法判例がわかーる
- 電車でデル判(行政法)
AmazonのKindle Unlimitedでは、時に読み放題対象から外れている場合もありますので、読み放題か有料書籍か、お取り扱いにご注意ください。
これらは当記事作成時に、私のkindleアプリの履歴から引っ張ってきました。
これより他の書籍もダウンロードをしていますが、自分の思ったようなものでは無かったりして、行政書士試験の勉強に活用していません。
もっと行政書士試験の勉強に使いやすいAmazonのKindle Unlimitedがあれば、シェアいただけたら嬉しいです。
各書籍の主だった行政書士試験の勉強の活用方法
どの書籍も、ページを掻い摘んで読む、という扱い方をしていまいた。
最初から最後まで読了していません。
どういう事かというと、行政書士試験のメインの基軸の勉強方法は別だからです。
私の例でいうと、独学であり、肢別過去問集を使った勉強がメインという部分です。
この肢別過去問集で勉強をしながら、分からない所や苦手な部分、知識に肉付けしたい部分をWEBやYouTube、AmazonのKindle Unlimitedの書籍で補完した、という扱いです。
自分に足りない部分をかき集める感じです。
- 伊藤塾の(公務員試験)憲法/行政法/民法
- 伊藤真の行政法入門/民法入門
- マンガで民法判例がわかーる
- 電車でデル判(行政法)
このAmazonのKindle Unlimitedの読み放題でダウンロードした、4種類の書籍は、大きく2つに分けられます。
基本書 | 伊藤塾の(公務員試験)憲法/行政法/民法 |
伊藤真の行政法入門/民法入門 | |
判例集 | マンガで民法判例がわかーる |
電車でデル判(行政法) |
基本書の活用方法
まさしく知識の補完に!
この2種類はどちらも法律の基本書の位置づけと考えられます。
私は行政書士試験の勉強を始めた出だしは、書店で販売されている、分厚い行政書士試験用のテキストを購入し、勉強しました。
行政書士試験の過去問を解いたことがある方、模試や本試験を受けたことがある方は、お分かりかと思いますが、その基本書を読んだだけでは、全くもって行政書士試験に歯が立ちません。
その歯が立たない状況で、私は肢別過去問集の解説を使い、知識の吸収に勤しんだのですが、何分、法律の勉強初心者です。
初めは分からないことだらけでした。
その知識の穴埋めや理解の補助として、これら書籍を使いました。
1種類は公務員試験向けの法律書ですが、初心者でも分かりやすく、基本を押さえるには分かりやすかったです。
もう1種類は例題を用いながらの説明が、理解に繋がりました。
伊藤塾の(公務員試験) 憲法/行政法/民法 | 基本中の基本的な内容 | ページが画像 目次で検索 |
伊藤真の 行政法入門/民法入門 | 例題により、踏み込んだ内容 | ページがテキストベース 文字検索可能 |
ページが画像ベースかテキストベースかの違い
画像化されたページだと、テキスト検索不可でも、目次検索でカバー。
kindleの電子書籍では、ページが画像化されているものと、テキスト化のものがあります。
当然画像化されている書籍は、その本文中のテキスト検索はできません。
対してテキスト化の書籍は、虫眼鏡マークから単語検索ができ。より絞った検索が可能です。
また、自分の苦手な単元や論点は、目次からページに飛び、まとめて読むこともできます。
目次検索に関しては、画像化の書籍でも対応しているものがあるので、有効に活用しましょう。
判例集の活用方法
これに時間を掛けるのは、行政書士試験合格には得策ではありません。
判例集を読み込んで、法的思考(法律の使い方やその流れなど/法律の考え方)を身に付けるには、もってこいです。
まさに法律を使った解決が、そこにあるからですね。
ですが行政書士試験合格を目指す場合、時間のない中で、この判例学習に時間を割くのは、得策とは言えません、
もちろん勉強が進んでいて、より知識に磨きをかけるレベルにまで成っていれば、ステップアップとしておすすめできます。
ですがたいていの方が、私も含め、その域には達していないと思われます。
その時間を基軸の勉強に充て、土台を固める方が先決です。
また判例学習をするのであれば、いわゆる重要論点から潰していくべきでしょう。
とはいえ、私は下記の書籍を流し読みしたのですが……
この2種類の書籍は、判例に関する書籍ですが、勉強と言うより、簡単に緩い感じの読み物として、私は位置付けていました。
マンガで民法判例がわかーる | マンガでわかりやすく かみ砕いた内容 | ページが画像 目次で検索 |
電車でデル判(行政法) | 判例を〇×形式で掲載 法律然とした書籍なので難しく感じる | ページがテキストベース 文字検索可能 |
勉強にやる気がでない、集中力がない、気分転換したいなど、そんなときにちょっとずつ気軽に読んでいた感じです。
勉強に気分が向かないときは、思い切ってべつのことに思考を向けた方がリラックスできますが、何分焦っていたからでしょう。
何か勉強っぽいことをしていないと、落ち着かなかったから。
マンガや小説を読むような感覚で、判例集を読んでいました。
正直自己満足の域を脱しません。
実際に行政書士試験の勉強でAmazonのKindle Unlimitedは役だったのか
結果として行政書士試験受験期間中に、、AmazonのKindle Unlimitedを利用したので役立ったと言えば役立ちました。
使い方次第ですよね。
AmazonのKindle Unlimitedの強みは読み放題なので、対象書籍の試し読みができることです。
自分の欲する書籍見つけやすく、効率よく読むことができます。
実際に先に上げた4種類の書籍も、色々ダウンロードして、自分なりに精査をした上で出会ったものなので、AmazonのKindle Unlimited様様ではあります。
ただ、やはり残念なのは、行政書士試験の勉強に役立ちそうな書籍が少なく、限られるということでしょうか。
法律の勉強の初心者が、行政書士試験の勉強で有益に使えそうな書籍は、有料版がほとんどだなというのが正直な所です。
そのため、AmazonのKindle Unlimitedは勉強のメインで使うのではなく、あくまでも勉強の補助的な役目や気分転換に活用すると、活きてくると思いました。
また別の活用方法としては、行政書士試験に対する勉強方法のノウハウ本の方が数多く対象になっているので、気分転換や、勉強に行き詰ったときなどは、参考にできると思います。
今回のまとめ。行政書士試験の副教材として、AmazonのKindle Unlimitedは優秀
今回ご紹介した書籍を、私は行政書士試験の知識の補完として利用させていただきました。
- 伊藤塾の(公務員試験)憲法/行政法/民法
- 伊藤真の行政法入門/民法入門
- マンガで民法判例がわかーる
- 電車でデル判(行政法)
当時、上記書籍は必要な個所をピンポイントで読んだだけなので、読了していません。
- 時間がなかった
- 行政書士試験の試験範囲外の情報がある
特に基本書系はボリュームもあるので、読破するのに時間がかかります。
また行政書士試験に特化した専門書ではないので、試験範囲外の内容もあるかな、と思ったからです。
切り離す内容ではないので、関連知識として蓄えるのはとても良いことですが、目標はあくまでも行政書士試験の合格です。
遠合格まで遠回りな選択をしないためには、割り切って使用する方が効率的です。
また判例系の書籍に関しては、私は気分転換と割り切っていましたので、楽しく学びながら読むことができました。
特にマンガで民法判例がわかーるについては、法律の勉強が初めての方おすすめです。
たとえ内容が難しくイマイチ理解できないとしても、マンガで描かれていることで、複雑な関係がイメージしやすくなります。
これらのことから、AmazonのKindle Unlimitedで見つけた書籍は、行政書士試験の副教材として、役に立ってくれたと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。