ドキドキする合格発表関連事項。
実際に行政書士試験の合否通知ハガキが、中々届かなかったので、不安を少しでも吹き飛ばせたらと、記事にしてみました。
例年、11月上旬の日曜日に行政書士試験が実施され、合格発表は約2か月以上先の話しです。
そんな居たたまれない期間を耐えた先に、行政書士試験の合格発表がやってくるのですが、今回は初めて行政書士試験を受験された方向けに、合格発表にまつわるアレコレを、まとめてみました。
- 行政書士試験の合否をどのように確認するのか
- 合格通知書ハガキの到着時期
すごく不安になるけど、慌てないで!
ハガキが届かなくて、結構ドキドキしてしまうので、参考にしていただけると幸いです。
行政書士試験の自己採点をしても、埋まらないこの気持ち
なんだかポエミーな見出しだけど?
行政書士試験を終えたら、まずご自宅に帰り、自己採点をされる方は多いのではないでしょうか。
自己採点の方法としては、予備校様や有名ユーチューバー様が、その年の行政書士試験を振り返った、速報や講評などを発表してくださっています。
それを拝見して、自分の回答したものと照らし合わせ、自己採点をしていくのが、一番効率的な方法です。
私もそのように行政書士試験の自己採点をしていった口です。
さて試験の結果といえば、言わずもがな、合格と不合格のどちらかしかありません。
そして、合否を待つ受験生の立場を分けてみると、以下の三者が考えられます。
- 合格確実!
- 残念ながら力及ばず不合格……
- 合格ライン前後のギリギリライン
特に③の合格ラインギリギリラインの方は、行政書士試験の合格発表までの、モヤモヤ感が半端ないです。
特に記述式の得点によって合否が左右されるラインに立たされた場合です。
私も実はこのギリギリラインで、合格発表を待っていました。
実際私の場合、自己採点をして、この択一の点数なら大丈夫かも、ただし!記述の点数があればね!
という感じでしたが、もし記述がうっかり、万が一0点だったら。
自己採点が間違っていたら。
こんなモヤモヤが発表までずっと続くんです。
約2か月以上も。
同じく、正式な行政書士試験の合格発表を見ないことには、自己採点で合格ラインを突破していても、本当に合格できているのか、心から安心することができないかもしれませんね。
そして自己採点で不合格であっても、もしかしたら、なんて淡い期待を持ってしまったり。
私も不合格の時、そんな妄想を抱いていました。
このように三者三様、本当に行政書士試験の合格発表を迎えるまでは、フワフワした日々を送る方が多いのが現状なのではないでしょうか。
行政書士試験合格発表!いつ?発表形式は?
一般財団法人 行政書士試験研究センターの公表している日時に、行政書士試験の発表が行われます。
行政書士試験の約2カ月後の、翌年1月下旬頃が発表日となっています。
その年の正確な日程は、必ず公式サイトで確認してください。
そして発表の形式は以下の2点です。
- 一般財団法人 行政書士試験研究センターの掲示板に掲載
- WEBサイトに掲載
一般財団法人 行政書士試験研究センターの掲示板に掲載
実際に足を運んで確認に行くスタイルです。
ただし、中々確認に赴くのは難しいですよね。
〒102-0082
東京都千代田区一番町25番地 全国町村議員会館3階
場所も去ることながら、掲載時間も日曜を除く午前9時から午後5時となっていますので、時間に合わせて訪問するのも大変です。
もしお近くならば、発表を見にいくのもおすすめです。
自分の番号が掲示板で見つかったら、喜びもひとしおではないでしょうか。
一般財団法人 行政書士試験研究センターのWEBサイトに掲載
もう1つの行政書士試験合格発表の方法は、このWEBサイトの掲載です。
ほとんどの受験生が、一般財団法人 行政書士試験研究センターのWEBサイトで確認されるのではないでしょうか。
私もWEBサイトから確認しました。
行政書士試験合格発表日の午前9時に、WEBサイトから確認できるようになります。
ただし要注意!
はい、繋がりません。
全国の行政書士試験受験者は、約50,000人程います。
全員が一気にアクセスするわけではないでしょうが、かなりの人数が合格発表スタートを狙ってアクセスしてきます。
そりゃあ、繋がりませんよ!
- ブラウザの読み込み直しを、クリックし続ける
- 諦めて時間をずらす
これしかありません。
そしてもう1つ要注意ポイント!
これが結構大事なのですが、WEBサイトに繋がった!と思ったら、前年の結果だった、というものです。
もしかしたら、違うページを見ていた場合も考えられますが、実は前年の発表ページを見ていたというコメントを、数件ですが見聞きしたことがあります。
ですので、WEBサイトに繋がったら、まずはご自身が受験された年度の発表ページであることを、最初に確認することを、おすすめします。
WEBサイトで合否確認するなら、まずは受験した試験会場を見つけるべし
私も初めて行政書士試験を受験した年は、実は最初まったく試験会場の記載に気づかず、番号を探すのに苦労しました。
まあ、苦労したところで、どんなに探しても、自分の受験番号は無かったんですけどもっ!
WEBサイトの発表では、よく見ると、試験会場別に合格者の受験番号が掲載されています。
そのため、まずはご自身の受験会場を探して、そこから受験番号を辿って探した方が、目がチカチカしません。
行政書士試験合否通知書ハガキを手にするまでは、やっぱり不安
行政書士試験の合格発表当日に、合否を確認する方法がわかりました。
ほとんどの方が、WEBサイトでご自身の受験番号を確認されると思います。
私もWEBサイトで行政書士試験の合否を確認したのですが、実はもう1つ山場?があるんです。
それは、合否通知書ハガキなるものです。
これは行政書士試験の受験者全員(欠席者及び欠席扱いの方以外)に届きます。
合格でも不合格でも届きます。
その正体は、圧着されたハガキです。
その合否通知書のハガキには、合格、不合格の記載と、ご自身の成績(得点)が記載されているんですね。
WEBサイトで自分の合否を確認しても、この合否通知書を手にするまでは、何だか本当に合格(不合格)した気持ちになれませんでした。
手元で合否通知書ハガキの合格の文字と、得点を確認して、やっと合格を心底実感し、安心したたというような感じです。
ちなみに不合格だったときは、合否通知書ハガキで改めて不合格を突き付けられ、2度へこみました。
いつ届く?!待てども来ない行政書士試験の合否通知書ハガキ
この合否通知書ハガキ、なかなか来ないんですよ。
一般財団法人 行政書士試験研究センターのWEBサイトには、同日(行政書士試験合格発表日)に合否通知書(圧着ハガキ)を、発送しますと記載されています。
圧着ハガキとはペリペリッと剥がして、中身が見られるハガキのことです。
本当だったら、行政書士試験の合格発表の日に、圧着ハガキをペリッとしたいですよね。
そして合格や不合格に酔いしれる……
行政書士試験の合否通知書ハガキいつ届く?
実際に合否通知書ハガキが発送されるのが、行政書士試験の合格発表日当日です。
以前は一般郵便も発送から翌日、翌々日には手元に届いていました。
ですが近年の郵便事情は、今や翌日には届かないことが多いのではないでしょうか。
この行政書士試験の合否通知書ハガキの到着日数についても、各地域によって多少の前後があると思います。
土日を含めると更に伸びます。
私は2021、2022、2023年と、この合否通知ハガキを手にしていますが、年々届くのが遅くなっていました。
2021年の時は確か二、三日後くらいには届いていたと思います。
2022年は1週間くらいだったでしょうか。
2023年は待てど暮らせど、届きませんでした(10日位)。
YouTubeやXなどSNSで、既に合否通知書ハガキが届いている方もいたので、余計に焦り、不安になりました。
思わず不合格者には送りません!に変更になったのかと思う程でした。
私のはぁーーーーーっ?!
WEBサイトで合格を確認していたのに、あまりに合否通知ハガキの到着が遅いため、余計に不安になりました。
このように、合否通知のハガキは、地域によって、郵便事情によってかなり遅く届くこともあるので、不安もあると思いますが、ちょっと待ってみましょう。
もしかして申請した住所が違ったかも?!
待てど暮らせど合否通知ハガキが届かない場合、いくつか考えられることがあります。
- 郵便の誤送
- 住所が合っているのに返送された
- 申請した住所が間違っていた
郵便の誤送や住所が合っていても返送されてしまう事例は、無いとは言えません。
合格通知書ハガキではありませんが、DMハガキや年賀状など、ご近所に届き、その家の方が届けに来てくださったり。
郵便の荷物が届かず、発送元に送り返されていたり(不在票ないからちょっとモメタ……)
無いとは言えません。
また申請した住所が間違っていたら、当然届きません。
申請した住所が間違いで、一般財団法人 行政書士試験研究センターに返送された場合、合否通知書の再送付を申請できます。
返信用の長形3号の封筒(住所・氏名を記載し、郵便切手110円分を貼付したもの)を、一般財団法人 行政書士試験研究センターに郵送
先に申し上げた通り、郵便日数が伸びているので、2週間程しても合否通知書ハガキが届かなければ、一度、一般財団法人 行政書士試験研究センターのお問い合わせに連絡を取ってみてもいいかもしれません。
私は2023年には10日程、合否通知書が届くまで日数が掛かっているので、郵便の行き違いを避けるためにも、長い目で見ておいた方がいいでしょう。
行政書士試験が合格だった場合、合格証が届きます!
最後に、行政書士試験に晴れて合格だった時の、もう1つの郵送物について触れておきます。
行政書士試験の合格証が届きます!
行政書士試験合格証は、合格発表の約2週間ほど後に、簡易書留郵便で届きます。
この合格証の発送日も、一般財団法人 行政書士試験研究センターのWEBサイトに、記載されていますので、要チェックです。
こちらはさすがに簡易書留にて発送されるので、時間が掛からず手元に届きました。
行政書士試験の合格証は、再発行ができないということなので、大切に保管しましょう。
今後行政書士の登録、開業する際にも必要になります。
行政書士試験の合格証が届かない場合
行政書士試験の合格証が届かない場合の、記載も一般財団法人 行政書士試験研究センターのWEBサイトにありました。
掲載されていた日を過ぎても、行政書士試験の合格証が届かない場合は、一般財団法人 行政書士試験研究センターへ連絡をしましょう。
不在のため簡易書留郵便の保管期間が過ぎてしまった場合や、申請した住所が違っていて届かなかった場合は、返信用の角形2号の封筒(住所・氏名を記載し、郵便切手530円分を貼付したもの)を郵送のこと
一番心配なのは、長期不在時ですね。
行政書士試験の合格証はとても大切なものなので、必ず追跡や確認をしましょう。
また住所の記載間違いに関しては、行政書士試験の合否通知書ハガキが届いていれば、こちら側のミスはないと言ってよいと思います。
ですが、何が起こるか分かりません。
確実に手元に行政書士試験の合格証が届くまでは、気を抜かない?ことをおすすめします。
今回のまとめ。行政書士試験、合否通知書ハガキが遅くても慌てないで!
行政書士試験の合否通知書ハガキは、合格発表の日には届きません!
行政書士試験の合否通知書ハガキは、試験の合格発表の日に発送されます。
そのため心の安寧のためにも、行政書士試験の発表から1週間後くらいに届くかな、と余裕の姿勢でいることがおすすめです?!
土日もあるしね~、もうちょっとかかるよね~
くらいでいるのが丁度いい……?
このくらいの心持ちでいた方が、心のバランスが取りやすいですよね。
だから慌てないで届くのを待ちましょう。
たとえWEBサイトで合格発表を確認していたとしても、心理的に合否通知書ハガキを手にするまでは、何だか不安という方もいらっしゃるでしょう。
合格していた場合は特に、実際に行政書士試験の合否通知書を手にすることで、WEBサイトで確認するよりも、本当に合格したんだと実感が沸きました。
この時点でやっと肩の荷が下りて、ほっとした、解放されたという気持ちです。
もしこの記事をご覧いただいている方で、この年、残念ながら合格を手にできなかったのならば、来年はあなたの番です。
この行政書士試験の合否通知ハガキが届かない、ドキドキ感を味わいましょう。
私は行政書士試験を不合格をくらっていますし、合格した時だって決して良い成績を残したわけではありません。
諦めず、継続したことが功を奏したと言えると、思っています。
何事も慌てず1つずつ、こなしていきたい今日この頃です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。