行政書士試験に受からない!次の10項目をチェックして受からない原因を排除しよう

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こんなに勉強しているのに、何で受からないの?!

こんな気持ちのままだと焦りが先に立ち、モチベーションも低下してしまいますよね。

嫌な負のスパイラルに突入!なんてことも考えられます。

この負のイメージを取り去って、前向きな気持ちで行政書士試験の勉強をスタートしませんか?

今回は私の経験を踏まえ、行政書士試験に合格できない原因を探っていきます。

うまく原因を排除し、対策を立てることで、行政書士試験合格に一歩近づけるかもしれません。

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私は勉強の方法や取り組み方を変えたら、行政書士試験に合格することができました。

何か少しでも受験勉強のヒントになれば、嬉しいです。

目次

色々変えたら、行政書士試験に合格できた?!

まず行政書士試験は絶対評価の試験に関わらず、合格率が10%という試験です。

絶対評価試験は、決められた点数を取得できれば、合格者の人数に係わらず合格判定される試験です。
つまり、司法試験などとは異なり、他の受験生との競い合いが無い、自分の点数との勝負の試験です。

決して簡単な試験ではありませんが、絶対に受からない試験でもありません。

受験生の中には1回で合格する方もいれば、10回以上受験しても中々合格に届かない場合もあります。

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私も2021・2022・2023年と連続受験をして、2023年に合格しました。

私はフルで仕事をしながら行政書士試験に挑戦したのですが、中々にハードな生活となりました。

今思うと、それまでの勉強方法などをガラッと変えたことで、合格できたと思っています。

何度も受験して上手くいかないならば、その原因を探って軌道修正すれば、合格に近づくことが可能です。

今までの努力を無駄にせず、アプローチ方法を変えてみるのも1つの方法ではないでしょうか。

行政書士試験に受からない原因10項目をチェックしてみよう

個々人で環境が違うので、全てがバッチリ当てはまる訳ではありません。

今回は行政書士試験に受からない原因10項目を、自分の経験を元に振り返りつつ、挙げてみました。

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ちなみに私は、こんな状況で受験しています。

  • ガッツリフルタイムで仕事してます(お休みはだいたい日曜日)
  • 法律学習未経験
  • 独学
  • 動作がままならない、母と生活(家に帰っても落ち着かない)

とにかく勉強時間が取れなかった私が、行政書士試験に合格した年の勉強スタート時から、それまでと違う行動を取ったことで、結果として良い方向に働きました。

私自身、行政書士試験に受からないことに、焦りと諦めを覚え、最後の受験勉強スタート時に、まずは何が悪いのか考える所から始めました。

  • 勉強時間が足りない(勉強の量が足りない)
  • 勉強方法が不適切
  • 過去問の不足
  • 理解力不足
  • 計画があいまい
  • モチベーションの低下
  • 試験範囲の偏り
  • 練習不足
  • メンタル管理不足
  • 情報過多

どれも行政書士試験に限らず、試験勉強をする姿勢として当たり前に言われていることばかりです。

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でも、忙しいことを言い訳にして、この当たり前のことができていなかったんですよね。

今となってはこれを少しでも解消したことで、行政書士試験に合格できたと思っています。

では、ここから上記10項目の原因について、

  • 何が悪いのか
  • どうしたらいいのか

私の見解になりますが、それぞれまとめてみようと思います。

受からない原因① 勉強時間が足りない(勉強の量が足りない)

勉強する時間がない

行政書士試験は、試験範囲が広いため、必要な学習時間を確保できないと、なかなか合格が難しい試験です。

勉強時間が足りないと、当然得られる知識も少ないし、過去問などの演習量も少ない傾向になります。
要は圧倒的に経験値が少ない状態です。

試験範囲が広いので、その分勉強に時間が掛かります。

また書店で販売されている行政書士試験の基本書を読んだ程度では、本試験に到底太刀打ちできないので、試験に立ち向かえるだけの知識量が必要になります。

そうなると必然的に勉強時間が必要になります。

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では、どの位勉強時間を確保できていますか?

特にフルタイムで仕事をしていると、物理的にも精神的にも勉強時間を確保することは、難しいです。

私は集中して勉強ができる時間を確保するのが、ある意味では受験時代1番苦労しました。

思うように勉強時間が確保できず、いつもイライラしていたのを、覚えています。

そのためどれだけ勉強時間を確保できるかが、行政書士試験合格へのカギになります。

たた時間を掛けるだけでなく、効率的に正しい勉強をしていくことがポイントです。

何度も繰り返すと、長期記憶で忘れにくく、思い出しやすくなります。
大変ですが反復勉強はとても大事だと、痛感しました。

受からない原因② 勉強方法が不適切

間違った勉強方法

効率的な勉強方法を取らないでいると、試験に即した勉強ができず、時間を無駄にすることがあります。

  • ただ暗記するだけ
  • ただ過去問を解くだけ

ただ闇雲に勉強するだけでは、私は行政書士試験に合格できませんでした。

独学での挑戦だったので、勉強方法もわからず、かなり時間をムダにしたと思っています。

私は合格した2023年の勉強を始めるときに、それまでのただやるだけの勉強から、目的を持った勉強方法に変えました。

それまでの蓄積があったからかもしれませんが、勉強方法を変えたことで、理解力が上がり問題も解けるようになったなと、感じています。

正しい方向性の勉強で、コツコツと繰り返し勉強していくことが、遠いようで合格に近いです。

私は独学で手探り状態で勉強していましたが、思い切って苦手分野だけでも、予備校を利用するのも1つの方法です。

個々人で勉強方法が合う合わないがあると思いますので、1日でも早く自分にあった勉強方法を見つけることが先決です。

受からない原因③ 過去問の不足

過去問の不足

特に独学の方には、過去問は宝の山!

行政書士試験の道しるべになるので、本が擦り切れる程?!やりこみましょう。

過去問を解かないと、試験の出題傾向や問題形式に慣れることができません。
どんなに知識があっても、行政書士試験の問題が解けないと合格できません。
試験を知らない(問題傾向)ことには、その攻略はあり得ません。

法律系試験でありがちなのは、知識偏重主義になりすぎて、試験に失敗してしまうことです。

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あくまでも第1の目標は、行政書士試験に合格することです。

新しい知識を知ることは楽しいですが、第1の目標は行政書士試験に合格することです。

学者になるための勉強をしていませんか?

確かに知識があればどんな問題でも解けそうですが、試験の傾向や出題のクセが分からなければ、答え方が分からない・間違えてしまう、そんな落とし穴だってあります。

前の項目の受からない原因② 勉強方法が不適切と共通しますが、これがいわゆる勉強の方向性の問題ですね。

そのため過去問はたくさん解いておくことがおすすめです。

・どんなところが良く出題されるのか
・どんな引っ掛け問題が出されているのか
・どの程度のいじわるな問題がでているのか

過去問を解くことで、知識が習得できるだけでなく、行政書士試験本番での対応力が身に付きます。

ちなみに私が合格した年は、肢別過去問をメインに勉強していました。

受からない原因④ 理解力不足

理解力不足

暗記に頼りすぎて、基本的な理解が不足している場合、応用問題に対応できません。
結果、問題が解けない、間違える原因になります。
暗記に頼りすぎていませんか?

法律の勉強が初めての方が、行政書士試験にチャレンジするならば、まずは基礎知識を身に付けるために知識を暗記していくことでしょう。

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でもこの暗記勉強、いつまでもやっていては、行政書士試験に合格できません。

得た知識をどうやって使っていくのかを磨いていくことが、行政書士試験合格への近道です。

いわゆる現場思考を鍛える、ということですね。

ただ覚えるだけでなく、暗記も、問題を解く勉強も、理解しながら勉強することが重要です。
例え間違えても、そこで何が分からなかったか、何で間違えたのかを理解して進めると、定着率もぐっとあがります。

行政書士試験本番では、過去問と似た問題が出る場合もありますが、全く同じ問題は出ません。

教科書に書いているそのままの問題も出ません。

それら今まで得た知識を使って、実際の試験会場では自分で考えて解答を導き出す必要があります。

自分で考えて解答を導き出すためには、理解力が伴っていないと正解にたどり着けないのです。

受からない原因⑤ 計画があいまい

計画があいまい

実際私は合格するまで勉強計画があいまいなままだったので、耳が痛い話です。

ただ全く無計画だったのではなく、自分なりに、〇〇までにここまで終わらせる!というような目標を常に持って勉強していました。

計画があいまいなまま勉強を進めると、自分の現在地や目標を見失う恐れがあります。
地図を持たず、やみくもにジャングルを歩き回ることと同義です。
道に迷ったときは、目印を確認して進み、目的地を目指しますよね?
それと同じことが、行政書士の受験勉強にも当てはまります。

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計画があれば、方向修正だって簡単になります。

計画を立てたから、それを絶対にやり切らなければならない訳ではないんです。

計画通りに勉強ができるといいかもしれませんが、Beterであれど、Bestとは言い切れません。

ただし計画があるからこそ、正しくない、自分に合ってないと感じたらよりBestを目指せるように軌道修正ができるのです。

目指す場所に向かう計画があると、自分が楽になると思って、ぜひ勉強計画を立ててみてください。

全体的な計画が立てられない、崩れた!そんな場合でも、せめて短期的な目標だけでも、必ず立てて勉強を進めることがおすすめです。
やみくもに勉強するだけだと、受験迷子になるだけでなく、モチベーションの低下にも繋がりますので要注意です。

受からない原因⑥ モチベーションの低下

モチベーションの低下

長期間の勉強によりモチベーションが低下し、集中力が続かなくなることがあります。

モチベーションの低下は、勉強のやる気が削がれるだけでなく、集中力も低下して、勉強をしているのに、きちんと理解した勉強ができていないなど、結構な死活問題になりかねません。

長い受験勉強期間中、ずっとモチベーションを維持し続けることは至難の業です。

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適度なリフレッシュが集中力UP、勉強を継続する良いスパイスになりました。

私は法律の勉強が初めてということもありましたが、行政書士試験の勉強を始めた頃は、詰め込み勉強をしていたのが、却って勉強や仕事、日常生活のあらゆる面に歪みをもたらしました。

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要はメリハリって大事だね、ということを痛感しました。

やる気が漲っているときは、勉強も進むし覚えも良かったりします。
ということは、モチベーションが低下してしまうと、逆の現象が起こり得るわけです。
時間がないから、とにかく詰め込んで勉強をしてしまうのが、痛いほどわかります。
ですが自分の体調や集中力などの、トータル的な効率を考えて、モチベーション維持と向き合ってみることも大切だと感じました。

受からない原因⑦ 試験範囲の偏り

試験範囲の偏り

一部の分野に集中しすぎて、他の分野が手薄になることがあります。
またこの偏りがあるがために、せっかくの得点チャンスを逃してしまった!という切ない結果になりかねません。

試験範囲を絞る、これはある意味時間のない中で行政書士試験に挑むための、戦略の1つとも言えます。

ですが絞った中で行政書士試験に合格するだけの点数が、果たして取れるのでしょうか?

私は行政書士試験のメイン科目に置かれている、民法と行政法を確かに時間を掛けて勉強しました。

それはメイン科目だけあって、やる範囲が広かったため、必然的にそうなってしまったという結果に過ぎません。

私はその他の科目は広く浅く?勉強し、試験中自分の思考で解答できることを目指し、理解重視で勉強を進めていました。

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自分の思考で問題を解くには、それこそ理解しながらの勉強が必要になります。

また、この試験範囲の中には、試験の出題形式の対策についても含まれると思ってください。

巷でたまに見聞きする、

  • 商法は勉強しなくてもいい
  • 記述式は勉強しなくていい
  • 一般知識(基礎知識)は勉強しなくていい

これを鵜呑みにして大丈夫なのでしょうか?

広く浅くでも、行政書士試験の試験範囲と試験形式は網羅して勉強しておくべきと考えます。
記述式などの出題形式では、部分点も付くので、点数の底上げをするには満遍なく勉強しておく方がおすすめです。

受からない原因⑧ 練習不足

練習不足

模試を受ける、時間を計って勉強するなどしておかないと、試験慣れが不足し、緊張や時間配分の失敗につながります。
また過去問を解く、特に記述式を練習していないことで、自分の答えを解答用紙に吐き出せないことが考えられます。

行政書士試験の試験時間、3時間は本当にあっという間に終わってしまいます。

時間配分を間違えると、全問解答できないというミスに陥る可能性があります。

解答欄を空白で提出するのは、行政書士試験に合格するためには避けたいことなので、時間配分、そして問題を解くスピードを上げておく必要があります。

択一の解答方法だと、5肢を全て読まなくても消去法などで解答するテクニックもあるので、実際に過去問を使って練習しておくのも1つの方法です。

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問題を解くテクニックって結構バカにできないんですよね。
時間短縮で問題を捌くには、出来て損のない代物です。

過去問を解きながら、試験の解答の練習をすれば一石二鳥!
時間を計りながら、5肢択一の過去問を解く、肢別過去問でテンポよく解答する練習、記述式の問題を実際に解くなど、勉強と解答の練習はセットで行えるので、工夫した勉強がおすすめです。

受からない原因⑨ メンタル管理不足

メンタル管理不足

試験に対するプレッシャーやストレスを適切に管理できないと、パフォーマンスが低下します。
緊張しすぎで本来の力が発揮できなかったり、お腹が痛くなっちゃったり。
精神的な面って結構試験に対して影響があるので、要注意です。

適度な緊張は力を発揮しやすいかもしれませんが、過度な緊張は自分を追い詰めます。

私は行政書士試験の試験日に、余計な失敗や緊張をしないために、前もって準備した上で試験に挑みました。

普段の勉強から時間を計って問題を解くなど、なるべく試験を常に意識して勉強をしておくと、過度な緊張に襲われなくて済みます。

いきなり試験本番だ!となるから、余計な緊張がのしかかってくるからです。

行政書士試験本試験を迎えるにあたり、勉強しきった!これ以上勉強できない!この経験が自信につながり、緊張を解きほぐすサプリになります。
ただここまで思えるのは、かなり勉強しないとならないので、難しいですが、これが最終目標として勉強できることがベストです。

受からない原因⑩ 情報過多

情報過多。手を広げすぎ

あれこれ手を広げ過ぎていませんか?
参考書や教材が多すぎると、逆に混乱し、重要なポイントを見失うことがあります。

私がまさしくコレでした。

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やることが多すぎて、どれも中途半端。
1番ダメなケースです。

法律の勉強が初めてだったので、基本書読んで、過去問解いて……

なり

王道の勉強をしていたはずなのに、あまり成果が出ていない気がしていました。

自分の立ち位置を確認した上で、私はテキストや問題集を排除して、肢別過去問に絞って勉強をすることに決めました。

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色々手を広げ過ぎても、限られた時間の中でやり切れない。
だったら思い切って絞った勉強をしよう!と切り替えました。

行政書士試験に受からない理由を自分なりに振り返って、今までの勉強で何が必要で、何が余計か考えて、なるべく身軽な状態で勉強をするのがおすすめです。
あれもやらなきゃと、焦ることもないですし、勉強が一本化できます。
大きな幹を軸にして(私なら肢別過去問)、必要なら or 足りないなら、状況を見つつ、ちょっと枝を伸ばせばいいのです。

今回のまとめ。行政書士試験に受からない理由に気付くことから始めよう。

今回このように受からない理由を10項目あげました。

どれも当たり前と言えるような内容ではありますが、時間のない中勉強するには、やはり何かが疎かになりがちですよね。

私もそうでしたが、まず自分が何故受からないのか、そのことを考え逆算していくことで、自分のやるべきことが見えてきました。

なり

行政書士試験に合格できないのには、理由があるのです。

それが現在の自分の弱点でもあるので、それをクリアにすることで一歩行政書士試験の合格に近づきます。

自分の時間を犠牲にして、勉強をしています。

この時間をムダにしてしまわないように、予備校などがよく使う言葉ですが、正しい勉強で合格を目指してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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