行政書士の登録・開業に踏み出せない要因。これを乗り越えるにはどうしたらいいのか?

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行政書士の登録・開業をしたけど 出来ない?!その要因と対策とは?
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突然ですが、行政書士試験の合格者が、行政書士に新規登録するのは、年間何人位いると思いますか。

総務省の資料、行政書士の登録状況(令和4年度)を見ると、令和4年度の行政書士の新規登録者数は、2,017人でした。
この新規登録者数は、行政書士試験合格を経た方のものです。

参考までに同じ令和4年度の行政書士試験合格者数は、5,802人です。

ただ上記の新規登録者数は、その年の合格者のみではなく、あくまでもその年に新規登録した数です。

これら数字を見ると、行政書士試験に合格していても、登録・開業をしていない方が多いと見受けられます。

現に私も2023年の行政書士試験に合格していますが、2024年現在、登録・開業をしていません。

行政書士の開業を目指していますが、現状すぐに開業できない状況にあります。

登録・開業しない理由は人それぞれだと思いますが、私のようにしたくてもできない方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は行政書士の開業を目指しているのに、登録・開業に踏み出せない要因と、どうしたらその要因を乗り越えられるのかを考えていきます。

目次

行政書士の登録・開業に踏み出せない理由とは?主要な要因を分析

なり

せっかく行政書士試験に合格したのに、みんなどうして登録・開業しないんだろう?

冒頭で述べたように、行政書士試験に合格したからといって、多くの方が登録・開業しているわではありません。

むしろ数字だけ見ると、登録・開業をしている方の方が断然少ないと感じませんでしたか?

では、なぜ行政書士試験を自分の時間を削ってまで勉強をし、わざわざ受験しているのでしょうか?

なぜ行政書士試験を受験するのか

行政書士試験を受験するのは、もちろん個々人で理由があることでしょう。

なり

みんながみんな、行政書士になりたくて受験するわけではないってことなんですよね。

  • 行政書士になりたい
  • いつか開業したい
  • 仕事で法律知識が必要になった
  • 見分を広げたい&法律知識を身に付けたい
  • 他資格のステップアップとして
  • 法律系資格の中で敷居が比較的低いから
  • キャリアアップしたい
  • とりあえず受けてみた

などなど様々です。

行政書士試験を受験する理由は多くあるのに、実際に登録・開業に結び付く理由となるのは、案外少ないものです。

そして行政書士に登録・開業をしたくて合格を勝ち取っても、私もそうですが、ここからさらに実際に登録・開業をする人数は絞られています。

それは何故だか考えてみました。

行政書士試験合格後、登録・開業しないわけ

なり

私は資金がなくて、登録・開業に踏み出せません。

行政書士試験に合格しても、登録・開業をしない方が多いので、その理由を考えてみました。

  • お金がない
  • 実務経験がないことの不安
  • 経営できるか不安
  • 開業に向けての準備・勉強中
  • 自分の生活とのバランス
  • 開業に反対されている
  • 開業して生活していけるか不安
  • 行政書士試験に合格したら、期限なく開業できるから、急いでいない
  • 開業する勇気がない
  • 行政書士の廃業割合が高いと聞いているから
  • 最初から開業は考えていない、開業しようか考え中

行政書士に登録・開業したいけど、上記などの理由で足踏みしている方も多いのではないでしょうか?

私は、ほぼ介護の母を一人で見ているので、資金的に無理があります。

大人二人の生活費と医療費で生活がひっ迫して、すでに現状苦しい状態です。

初期費用だけなら借り入れをして賄えても、行政書士は事務所を持たなくてはならないので、継続資金が捻出できません。

無理をしても生活ができなくなり、結局廃業ということになりかねませんよね。

このように資金面や家族がいる生活などを考えると、

  • 身軽である
  • 周りに協力者がいる
  • 現状ギリギリの生活ではない

などでないと、なかなか行政書士の登録・開業に踏み出せない状況にあるのではないでしょうか。

ただ幸いなことに、行政書士試験に合格していれば、登録する資格が消えることはないので、タイミングを見計らって行政書士に登録・開業をすることができるのが救いです。

そこで今後を見据え、これら行政書士の登録・開業に踏み出せない要因について、どうしたら乗り越えられるのかを考えてみました。

またこちらの記事では、行政書士に登録・開業をしないことのメリットとデメリットを考察しています。

よろしければ参考にしてみてください。

経済的な不安:開業資金と収入の不安をどう乗り越えるか?

なり

この資金面に悩む方は多いのではないでしょうか?
貧乏な私は、このために開業に踏み切れません。

行政書士として独立する際、多くの人がまず直面するのが経済的な不安、お金の問題です。

開業資金や、安定した収入を得られるかどうかが不安要素となり、一歩を踏み出せない理由の一つです。

この不安を解消するためには、計画的な資金管理と現実的な収益予測が不可欠です。

行政書士の登録・開業に必要な初期費用を把握する

まずは、開業に必要な初期費用を明確に把握することが重要であると考えます。

登録費用、事務所の賃料、備品の購入、マーケティング費用など、何にどれだけの費用がかかるのかをリストアップし、具体的な予算を立てます。

行政書士の登録関係にいくら必要なのか。

事務所を自宅開業にするか借りるか、借りる場合は敷金礼金関係や光熱費も加味しなくてはなりませんよね。

このように登録・開業に必要なものをリストアップし、初期費用の概算を押さえておく必要があります。

これにより、無駄な支出を避けつつ、必要な資金を準備できます。

そしてその資金準備をどうするかが、大きな問題ですよね。

貯金があれば1番良いですが、すぐに用立てできない場合はどうしますか?

日本政策金融公庫や自治体などの融資を視野に入れる方法もあります。

ですが、あくまでも借り入れになるので、開業前にはしっかりとした資金計画が必要になります。

行政書士開業後の収入の見込みを考えておく

収入の見込みを立てることも大切です。

開業初期はクライアントの獲得に時間がかかるため、収入が不安定になる可能性があります。

ほぼ無収入と考えておいた方が、気持ちが楽なのではないでしょうか。

でもそうすると、生活ができなくなってしまいますよね。

自身の経営する行政書士の職務内容によっては、単発の依頼で終わり、継続収入が見込めず、依頼をポツポツこなしても収入が不安定ということが、大いに考えられます。

そのため、開業後すぐに収入を期待しすぎず、初期は副業やパートタイムの仕事を続けながら徐々に顧客を増やしていく戦略が有効です。

今仕事をしている方であれば、可能ならば兼業で業務を行うことも考えられます。

なり

私は今の仕事と兼業で開業することを考えています。
開業後すぐ仕事はないと思っていますし、上手く波に乗れても、収入が安定するまでは
確実に時間がかかるからです。

また、助成金や融資制度を活用することで、資金不足を補う手段も一考の余地があります。

特に、地方自治体や中小企業支援機構などから提供される創業支援プログラムは、開業者にとって心強いサポートとなります。

経済的な不安は誰にでもありますが、しっかりとした資金計画と現実的な収益予測を持つことで、開業に向けての第一歩を踏み出しやすくなります。

忘れてはいけない継続費用

なり

私が1番開業に踏み込めないのは、事務所費用など、継続する費用の捻出ができないからです。

この継続費用の点が、最もジワジワと苦しめられる難関だと思っています。

行政書士の仕事が無いのに、継続費用だけは毎月飛んでいくんです。

なり

耐えきれません。

例えば行政書士の登録・開業にかかる初期費用を借り入れても、いつかは返済できる終わりが見えています。

また、開業後の収入がなくても、副業や兼業で乗り切れる可能性があります。

これは収入が無いだけで、マイナスになっていないですからね。

でも継続費用は違います。

  • 事務所家賃
  • 光熱費
  • 通信費
  • 行政書士会年会費 など

最低これらは毎月掛かります。

開業による実入りがないのに、出費が掛かる。

この継続費用を抑えるには、自宅開業という方法がありますが、都市部の住宅事情であれば、自宅開業の要件を満たすのが難しい場合が多いのではないでしょうか。

私もこれに当てはまります。

私は集合住宅に住んでいますが、建物の所有者からの承諾は取れると思います。

でも間取りの点で条件に合わずアウトです。

なり

自宅住所が公開されるのも少し怖いな、という気持ちもあります。

行政書士開業事務所どうする

そうなると、少しでも出費を抑えるのであれば、レンタルオフィスを借りるのが、今のところベストと感じています。

近年はオンラインでのやり取りが多くなっているということなので、この事務所要件も時代の流れに乗って、変更されると個人的には嬉しいです。

ただそうなると、行政書士は登録・開業資格をもっている方が多いので、新規参入しやすくなることで別の問題が発生しやすそうですよね。

なり

行政書士の数が増えすぎるとか、質・品位の問題、今以上の仕事の取り合いなど。

むやみに間口を広げ過ぎない対策の1つとしても、この要件があるのでは無いかと邪推もしています。

なり

昔からの流れっていうのが大きいとは思いますが。

このように継続費用も含めて、まずは登録費用から1年間はどの位かかるのか、見積りと資金計画を十分に立てておく必要があります。

行政書士の実務経験への不安:未経験者が抱える実務の不安に対する解決策

実務経験がないことで開業に踏み切れない、という不安を抱く人は多いのではないでしょうか。

クライアントから依頼を受けたときに、適切に対応できるか、法的な書類作成や相談業務をスムーズにこなせるかどうか、不安を感じるのは当然です。

しかし、この実務経験の不安を解消するためには、いくつかの実践的な対策が考えられます。

まず、未経験者が活用できる方法の一つが、研修やセミナーへの参加です。

行政書士会や各種団体が主催する実務研修や勉強会では、実際の業務に役立つ知識やノウハウを学べます。

これらの研修に積極的に参加することで、実務に必要なスキルを習得し、自信をつけることができます。

また、機会があれば経験豊富な先輩行政書士とネットワークを築き、アドバイスをもらうことも重要です。

多くの地域には行政書士の先輩が集う会合や勉強会があり、そこで他の行政書士と交流することで、業務に関する疑問や不安を相談できる環境を作ることが考えられます。

相談できる先輩や仲間がいることで、未経験の分野でも安心して業務を進めることができるのではないでしょうか。

行政書士を登録・開業した後からは、より実務に関する情報を多く得やすい環境に身を置けるようになるので、悩むのは今ではないのかもしれません。

さらに、未経験者にとっては、行政書士補助者として実務を経験することも一つの選択肢です。

補助者として働くことで、クライアントとのやり取りや書類作成の流れを学びながら、実務経験を積むことができるため、開業後の不安を軽減できます。

ただしこの点は、

  • 求人が少ない
  • 補助者として就職しても、雑務のみで実務経験が積めない場合がある

という情報を見聞きしたことがあるので、私の考えとしては、これに時間を費やすよりも実践に飛び込んだ方が、効率的なのでは?と考えています。

最後に、開業後に業務を少しずつ拡大していく方法も有効です。

最初から多くの案件を抱え込むのではなく(そもそも仕事がすぐ来ない)、得意な分野や比較的簡単な業務からスタートし、徐々に難易度の高い案件にチャレンジすることで、実務の不安を段階的に克服していくことです。

今すぐ行政書士に登録・開業できないならば、今のうちに実務の情報集めや、専門分野絞りなど、今できることを進めていきたいと思っています。

  • 専門の書籍を読む
  • WEBで情報収集
  • セミナーに参加
  • 役所のホームページを見る

行政書士開業後の集客に不安:開業後の顧客獲得戦略

行政書士として独立開業する際、多くの人が抱える最大の不安の一つが顧客獲得です。

行政書士という肩書を得ても、仕事は来ません。

個人事業主である以上、自ら経営をしていかなければならない、これが大きな山場です。

特に、初めての独立でビジネス経験が少ない場合、どうやって顧客を集め、仕事を安定させるかが大きな課題となります。

まず、開業前から準備しておくべき重要なポイントを考え、調べてみました。

自分の得意分野や専門分野を明確に

なり

行政書士として扱える仕事は多いので、このビジョンを固めておくことが、開業後迷子になりにくい方法なのではないでしょうか?

行政書士業務はご存じのように、とても幅広いです。

自分がどの分野に特化するかを決め、それに基づいた専門性をアピールすることが、他の行政書士との差別化につながります。

これは私が今まで仕事やブログを運営していて、実感していることでもあります。

例えば、相続業務やビザ申請、法人設立など、需要が高い分野に特化することで、顧客獲得しやすくなるかもしれません。

ただレッドオーシャンで新人がどの程度食い込めるのかが、難しいのではないでしょうか。

WEBやSNSで認知度UP

今の世の中、オンライン上でのプレゼン強化は欠かせません。

現代では、行政書士に限らず新規顧客を集めるには、ホームページやSNSを活用した集客が主流です。

ホームページには、自己紹介や提供サービス、料金体系、過去の実績などを掲載し、訪問者が信頼できるプロフェッショナルであることを伝える必要があります。

また、ブログやSNSで定期的に情報発信を行うことで、潜在的な顧客との接点を増やし、認知度を高めることができます。

ネットワーク作り

さらに、地域に根ざしたネットワーク作りも大切です。

地元のビジネス交流会や異業種交流会に積極的に参加し、顔を覚えてもらうことで、口伝えや紹介による集客を狙うことができます。

地元企業や他士業との連携を深め、紹介の輪を広げることで、安定した顧客基盤を築くことができます。

また、広告や口コミサイトの活用も集客の一助となります。

Googleマイビジネスや行政書士の紹介サイトに登録することで、検索エンジン経由で顧客を獲得するチャンスを広げることができます。

さらに、口コミやレビューが大きな信頼を生むため、顧客に満足してもらい、良い評判を広めてもらうことも重要です。

集客は一朝一夕には成り立ちませんが、戦略的にアプローチを続けることで、顧客獲得の不安を徐々に和らげ、1歩ずつでも成功に近づいていきたいものですね。

生活や仕事との両立に不安:時間管理のコツとサポート体制の整え方

行政書士としての登録・開業を考える際、特に既にフルタイムの仕事や家庭の責任を抱えている方は、時間管理が大きな課題となります。

新しいビジネスを立ち上げながら、家庭や現在の仕事と両立することに不安を感じるのは当然のことです。

しかし、適切な時間管理術やサポート体制を整えることで、スムーズに両立を図ることができます。

優先順位を明確に

なり

これは行政書士に限らず、仕事や勉強でも、重要なことですよね。

どんな仕事でも、時間管理の基本は優先順位を明確にすることです。

日々のタスクをリスト化し、緊急度や重要度に応じて優先順位をつけることで、効率よく作業を進めることができます。

たとえば、クライアント対応や法的書類の作成は優先度が高いため、これらの業務を1日の早い時間に集中して行うというようなことです。

また、タスクの区切りごとに短い休憩を入れることで、集中力を保ちながら作業を進めることができます。

スケジュールを意識しておく

なり

これも仕事では基本的な部分ですよね。
こう見ると、行政書士という肩書で特別感を感じてしまいがちですが、ビジネスである、ということに変わりありませんね。

スケジュールの見える化はおすすめです。

仕事や家庭の予定、行政書士業務のタスクをすべてカレンダーやアプリに統一して管理することで、重複や無駄を防ぎます。

次に何をしたらいいのか動きやすくなりますし、仕事内容や時間の調整がよりしやすくなります。

私は普段WEBやDTP・動画などデザイン寄りの仕事をしていますが、先を見越して仕事をすることを、常に心がけています。

原稿がギリギリまで手元に来ないことが多いので、それを見越して、納品や締切が〇〇だから、いつまでにコレとアレをやって、〇〇に連絡して……

スケジュールを見える化をしておけば、業務も精神的にもスムーズに行うことができます。

また、特に突発的な出来事に対処しやすいように、スケジュールに余裕を持たせることも重要ですよね。

計画的に時間を割り振ることで、家族との時間や自分のリフレッシュ時間も確保できます。

サポート体制も支えになる

また、サポート体制を整えることも重要です。

家族や友人、同僚に協力を仰ぎ、業務が多忙な時期には家事や育児の分担を見直すことも1案です。

特に家族の理解と協力は、開業後のストレス軽減に大きく役立つでしょう。

さらに、業務の一部を外部に委託するアウトソーシングも検討できます。

例えば、経理業務や事務作業を専門のサービスに依頼することで、時間の余裕を作り出すことが可能です。

ただこれはお金がかかるので、開業後時期を見て導入を検討するのが良いと思います。

無理をしない。……続かないから。

最後に、無理をせず、段階的にビジネスを展開することです。

最初からフルスロットルで働くのではなく、徐々に業務の幅を広げていくことで、無理なく生活や仕事とのバランスを取りながら開業を進めることができます。

手を広げ過ぎても、収集が付かなくなります。

私はプライベートでブログやストックコンテンツを手掛けていますが、正直手を広げ過ぎて、どれも中途半端になってしまっています。

なり

やりたいことだけは一丁前にまだまだあるので、危ないです。
ビジネスでは、ダメダメなケースです。

生活や仕事と行政書士業務の両立は、想像するだけでも難しいことがわかります。

そのため効率的な時間管理とサポート体制を整えることで、その不安を乗り越え、バランスの取れた充実した生活が送れる未来を手にしたいですよね。

行政書士を開業する勇気が持てない:心理的なブロックをどう突破するか

なり

その一歩の勇気が踏み出せない。
すごく分かります!
考えているだけで、時間だけが過ぎていき……

行政書士試験に合格しても、いざ登録・開業をしようとすると、本当に自分にできるのか?という不安や恐怖が頭をよぎり、一歩を踏み出せない人が多いのではないでしょうか。

行政書士の登録・開業に限らず、新しいことにチャレンジするには、どうしても考えてしまいがちです。

この心理的なブロックは、多くの場合、失敗への恐れや未知の世界に対する不安から生じます。

完璧を求めすぎない

なり

ここで気持ちや考え方の切り替えができたら、重い一歩が踏み出せるんですよね。

まず大切なのは、すべてを完璧に準備してから登録・開業する必要はない、ということです。

すべてのスキルや知識を身につけてからでないと成功できないと考えていませんか。

確かにスキルや知識のような武器を持っていれば、丸腰で戦いに挑むよりも、安心感が違いますよね。

ですが実際のところ、ビジネスは経験しながら成長していくもと言われています。

最初は未熟でも、経験を積むことで徐々に自信がついてくるものです。

これは勉強でも仕事でも、同じですよね。

完璧を目指すのではなく、まずは一歩を踏み出す勇気を持つことが重要です。

次に、具体的な目標を設定し、段階的に進めることも有効です。

漠然と開業と考えると、あまりにも大きな目標に感じてしまいますが、小さなステップに分解することで、心理的な負担が軽減されます。

たとえば行政書士登録をする、次に名刺を作成して知人に配布するといった、1段1段階段を上るような感じです。

一つひとつの目標を達成することで、達成感を得て自信を積み上げることができます。

また、失敗してもいいという気持ちを持つことも大切です。

なり

最初から何でもスムーズにできる人は、ほとんどいませんよね。

確かに開業にはリスクがつきものですが、失敗しても全てが終わる訳でなく、それを糧に修正・吸収できればよいのではないでしょうか。

なり

本当は失敗なんてしたくないけど。
その失敗をどう活かすかが、成長のカギと言われますよね。

仮に思い通りにいかなくても、それは次の成功に向けた貴重な経験になります。

リスクを過度に恐れずにチャレンジする姿勢が、結果的に大きな成功を引き寄せる鍵です。

周りのサポートは強い支えになる

周囲のサポートを得ることも心理的なブロックを乗り越える助けになります。

同じように独立を目指す仲間や、すでに成功している行政書士の先輩たちと交流し、彼らの経験談やアドバイスを聞くことで、自分一人ではないという安心感が得られます。

メンターやロールモデルを見つけることで、独立のハードルを低く感じられるようになるでしょう。

私は完全独学で行政書士試験を乗り切ったので、仲間も先輩もいません。

行政書士開業にいきつくまでに、これらの交流も視野に入れて時間を無駄にしないように活動していきたいです。

頑張れる自分を信じる

なり

合格率10%台の行政書士試験に合格できたのです。
頑張れる、努力できる力を持っていることを、自信に変えて先に進みたい!

最後に、自己肯定感を高めることも重要です。

これまで行政書士試験に合格するために努力してきた自分を認め、その実績に誇りを持つことで、次のステップに進む勇気が湧いてきます。

自己評価を高め、過去の成功体験を振り返ることで、未来の挑戦にも前向きに取り組めるようになるはずです。

開業に対する心理的な不安は誰にでもありますが、小さな一歩を積み重ね、失敗を恐れずに挑戦することで、その不安を乗り越え、行政書士としての成功に向けた道が開けると思っています。

なり

もちろん、そんな簡単な道ではないことは分かっていますが……

私もカメの歩みかもしれませんが、現状を悲観しないで、今できることを積み重ねていきたいと、このブログを書いています。

今回のまとめ。未来にどうなりたいのか、今できることは何か

行政書士は他の士業と違い就職先も少なく、独立開業色の強い資格です。

そのため、行政書士試験に合格しても、その資格が宙ぶらりんになってしまうケースが多いのでしょう。

行政書士開業にあたり、実務が心配という声もありますが、行政書士に登録・開業すれば、行政書士会の勉強会や研修に参加できますし、実務の予備校や書籍も多数あります。

確かに初めてのことなので、不安や苦労も多いでしょう。

しかし、それ以上に大変なのは開業後、どう事務所を運営・マネージメントしていくのかという部分の方が、むしろ大変なのではないかと考えます。

なり

実務も不安だけど、それ以上に経営に関しての方が、数倍不安を感じています。

  • どう集客するのか
  • 仕事をどう未来につなげるか
  • どんな経営をしていくのか

行政書士廃業が多い、稼げないと言われているのは、いわばこのマネージメントができていないからだと言われています。

確かに行政書士という肩書を得ても、個人事業主であることに変わりありませんよね。

様々な理由で今行政書士の登録・開業を足踏みしていて、将来開業を目指すのであれば、今この時をムダにしない行動が大事なのではないでしょうか?

私はすぐ行政書士の登録・開業ができませんので、この待機期間で1つでも多く不安要素を潰していけるように、行動していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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