2023年行政書士試験に合格し、お金の問題が解決できるなら、開業したい、当ブログの管理人、なりです。
行政書士で開業をしたいから、下準備のために今のうちにガッツリ調べます!
行政書士に登録・開業するための準備は何が必要なのでしょうか。
お金に大きな悩みを抱えている私が、これから開業を目指す方向けに、開業準備の基本的なステップをまとめてみました。
実は、私はまだ行政書士に登録しておらず、これから開業準備を進める段階です。
特に行政書士試験が終わって、合格発表までの時間は将来を考えるいい機会です。
同じようにこれから開業を目指す方に、役立つ情報を少しでもお伝え出来たらと思っています。
今回はざっくりとした全体像を把握して、以後、各詳細をページを分けて掲載していきます。
行政書士登録の準備
まずは行政書士に登録をしないと開業できないし、行政書士と名乗ることもできません。
行政書士として業務を開始するためには、まず行政書士会に登録する必要があります。
登録に際しては、以下のような書類や手続きが必要になります。
行政書士の登録に必要書類の準備
これから行政書士になるのであれば、この行政書士登録に関する準備が、サクッとこなせないと、この先苦労しそうだな、と思いを馳せています。
準備する書類の点数はありますが、親切に記入例も掲載されているので、問題なく準備ができそうです。
- 行政書士登録申請書
- 履歴書
- 誓約書
- 住民票の写し
- 身分証明書
- 顔写真
他にも場合により必要な書類があるとのことなので、しっかり確認が必要ですね。
会費の支払い
ここで支払う金額も、なかなか大きいんですよね。
都道府県によって違うので、要注意です。
行政書士会に登録する際、登録料や年会費が必要です。
各都道府県によって金額が異なるため、事前に確認しておくことが必要です。
開業資金の見積もり
ぶっちゃけ、開業に踏み出せない大きな要因は、この金銭面が大きいのではないでしょうか。
私的には、特に事務所の決定がネックになっていて、悩んでいます。
開業には、事務所の設置費用や事務用品の購入費用、そして運転資金が必要になります。
まずは、必要な資金の見積もりを行い、どのくらいの初期投資が必要かを把握しておくことが重要です。
ここで1番金額に差が出てくるのは、自宅開業かそれ以外での場所で開業するかですね。
自宅開業をするにも事務所要件が厳しいので、事務所を借りるかレンタルオフィスを活用するかで、資金も変わってきます。
資金に関しては自分の生活にも関わってくるので、しっかりした計画が必要です。
- 事務所の設置
賃貸する場合は、家賃や敷金・礼金を考慮する必要があります。
自宅で開業する場合も、専用のスペースを確保するための費用を考えておきましょう。 - 設備と備品
パソコンやプリンター、インターネット環境など、業務に必要な設備を揃える費用も見積もりに含めます。
行政書士事務所の場所と環境を整える
行政書士事務所の場所選びは、今後の業務に大きく影響します。
そのため事務所を構える地域や環境について、慎重に検討することが大切です。
アクセスの良さ
クライアントが訪れやすい場所に事務所を構えると良いでしょう。
公共交通機関の近くや駐車場のある場所が理想的です。
ただし近頃ではオンラインでのやり取りが増えています。
専門にする仕事内容によっては、オンラインで済んでしまう場合もあるので、仕事の内容と付け合わせて考えてもいいのではないでしょうか?
また、事務所に訪問していただくよりも、こちらから先方に伺うケースが多いように感じるので、この辺りも考慮に入れ事務所の場所選びをしていきたいものです。
静かな環境
業務に集中できる静かな場所を選ぶことも重要です。
周辺の環境も考慮しましょう。
行政書士事務所の名前を考える
これから長く使う事務所名だから、しっかり考えていきたい!
個人で開業をしている士業の事務所名を見ると、多くが自身の苗字を使用しているのを多く見かけませんか。
私も事務所名には、自身の苗字を入れておきたいと考えています。
事務所名が名刺代わりにもなっているなんて良いかも。
漢字で表すかひらがなで表すか、そこ1つとっても考える余地がありますよね。
例えば私の苗字だと、初対面で間違えず読める、覚えてもらえるというのが、会った人全員というのが難しいです。
たいてい数人は違う読み方をしたり、覚えたりされています。
そうなると漢字表記は得策ではないのではないか、と悩みます。
そこでひらがなだと4文字になるのですが、読めて、覚えてもらえそうですが、字面的にちょっと間延びしているようにも感じます。
このように、事務所名1つにしても、突き詰めれば色々考えられるので、時間を掛けてじっくり考えてみるのがいいと思いませんか。
業務の準備とマーケティング
行政書士として業務を始める前に、どのような業務をメインにするかを決め、それに必要な知識やスキルを確認します。
また、開業後にスムーズに業務を始めるためのマーケティング戦略も考えましょう。
行政書士を登録・開業しても、すぐに繁盛することは考えにくいので、どちらかと言えば、マーケティングに重点を置いて準備しておいた方がいいのではないかと考えます。
行政書士を短い年数で廃業してしまう理由として、経営の部分が上手くいかないからと考えられるからです。
- 専門分野の決定:
相続、許認可、企業法務など、自分が得意とする分野を決め、それに応じた知識を深めておくと良いでしょう。 - マーケティング:
WEBサイトやSNSを活用して、自分のサービスを広める方法を考えます。
特に開業初期は、どのようにしてクライアントを獲得するかが重要です。
人脈作りとネットワーキング
開業に向けて、人脈作りも重要なステップです。
業界内のセミナーや勉強会に参加し、他の行政書士や関連業界の専門家と繋がりを持てると、強みになるかもしれません。
開業前に準備しておくのもいいと思いますが、私のようにコネがなければ、なかなか交流は難しいです。
勉強会に参加するなど考えられますが、行政書士に登録した後に研修などで少なからず交流の機会がありそうです。
- 勉強会やセミナーの参加:
開業に向けた情報を得るとともに、人脈を広げる良い機会です。 - 先輩行政書士との交流:
開業経験のある先輩からアドバイスをもらうことで、実務的な知識を学べることがあります。
今回のまとめ。行政書士開業には、事前準備と計画が重要
行政書士登録・開業に限らず、何事も準備と計画は大切ですよね。
行政書士の開業には、多くの準備が必要ですが、しっかりと計画を立てることでスムーズに進めることができます。
行政書士は廃業が多いと耳にすることがあります。
それは何故かと考えると、やはり経営・マーケティングの勉強不足なのではないかと思っています。
行政書士の資格を取得したからといって、即開業できるものではありませんし、成功するとも限りません。
行政書士の登録・開業はあくまでも事業主であり、いち経営者になるという前提があります。
その上で業務をすることになるのです。
このいち経営者であるということを忘れて、業務の中身だけ充実させても、そんなこと誰も知りませんよね。
そのため今のこの開業できない期間は、腐らず、これから必要となるべき勉強や情報収集と、今後の計画立案に力を入れていきたいと思います。
まだ私も開業には至っていませんが、このプロセスを通じて、皆さんと一緒に成長していきたいと思います。
これからも、行政書士に関する情報を発信していくので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。