行政書士試験に不合格だったと分かったとき、多くの人がまず考えるのは「来年はどうしようか」ということではないでしょうか。
- もう受験は止めてしまおうか
- もう一度、独学でやり直すべきか
- 予備校を使った方がいいのか
- でも予備校は高そうだし、失敗したら怖い
私自身も、行政書士試験の不合格を経験したあと、まったく同じことで悩みました。
特にこのような精神状態で、実際に予備校のWEBサイトを見ると「合格率○%」「短期合格」「初心者でも安心」といった言葉が並んでおり、正直どれも良さそうに見えてしまいます。
一方で、予備校のWEBサイトを見れば見るほど、
- 結局どの予備校が自分に合うのか分からない
- 合格する保証もないし、お金を払って後悔したくない
という不安も、同時に膨らんでいきました。
そんなときに私が強く感じたのが、「いきなり予備校に申し込むのは危険すぎるのでは」ということです。
そこでこの記事では、行政書士試験に不合格だった人こそ、予備校を検討するなら無料相談を使った方がいい理由についてまとめていきます。
行政書士試験に不合格=予備校に行くべき、ではない
なりこの記事は、
「行政書士試験に不合格だったら、全員予備校に行くべき」
という内容ではありません。
実際、行政書士試験は私も含め、独学でも合格できますし、独学が向いている人も確実に存在します。
予備校はあくまで、合格するための手段の1つにすぎません。
問題なのは、自分がどちらなのか分からないまま、何となく選んでしまうことです。
- なんとなく去年と同じ独学を続ける
- なんとなく有名だからという理由で予備校を選ぶ
これが、一番危険です。
独学で今までと同じ勉強をしていたら、行政書士試験に合格できないかもしれない。
一方で、予備校を利用したからといって、全員が合格するわけでもありません。
特に行政書士試験に不合格だった直後は不安や焦りから、どうしたらいいかわからず、同じコトをグルグル考えてしまいがちです。
だからこそ、いきなり予備校に申し込むのではなく、今後の勉強方針の判断材料をいくつか持つことが重要だと私は考えています。
その選択肢の1つが、予備校の無料相談です。
行政書士試験不合格後に予備校選びで失敗しやすいパターン
行政書士試験に一度落ちたあと、よくある失敗パターンがあります。
「今年も独学でいけるはず」と根拠なく続ける
不合格だったとはいえ、「あと少しだったし…」「来年は気合を入れれば…」と考えて、勉強方法をほぼ変えずに再挑戦するケースです。
もちろん現在の完成度によっては、独学で今までの勉強方法を継続したほうが成功するケースもあります。
ですが、この完成度の見極めを誤ると、私のように同じ失敗を繰り返してしまう可能性もあります。
独学や予備校のどちらを選ぶにせよ、
- なぜ点が伸びなかったのか
- どこでつまずいていたのか
まずは最低限これを整理しないまま続けると、再び同じ結果になるリスクは高いと言えるでしょう。
予備校をなんとなく雰囲気で選んでしまう
逆に、今まで行政書士試験の勉強をしてみて、もう独学は無理だと焦って、知名度や広告の印象だけで予備校を決めてしまう人もいます。
ですが、予備校にも当然
- 合う人
- 合わない人
がいます。
理由はその人の生活背景や感じ方など、それぞれですが、
- 独学でもくもくと目標を決めて勉強する方が、実は合っていた
- 講座のテキスト構成が合わなかった
- 講師のテンポ(話し方や講義の進め方、教え方)が合わなかった
- 生活リズムと講座スケジュールが合わなかった
これを見極めずに予備校に申し込むと、せっかくお金を払ったのに活かせなかった、という結果になりかねません。
藁をも掴む思いで予備校に申し込んだのに、自分に合わない講座で続けられなかった、なんて本末転倒です。
予備校の「無料相談」は何をする場なのか?


ここで誤解されがちなのが、無料相談=勧誘される場というイメージなのではないでしょうか。
予備校に無料相談したから、必ず受講しなくてはいけない、申し込まなきゃいけない雰囲気になりそう、断れなそう、そんな風に思っていませんか?
- 相談したら断れなさそう
- 無理に申し込まされそう
私自身、押しに弱いタイプなので、このように思っていました。
確かに、相談の最後に「こういう講座がありますよ」という案内はあります。
予備校も商売なので、これは当然のことです。
それは当然の案内事項と割り切りましょう。
ただし、実際には担当者によって差はあるものの、強引な押し売りやゴリ押しはほとんどありません。
むしろ多くの受験生と接してきたからこそ、受験生の気持ちが分かり親身に相談にとってくれるケースが多いと感じました。
無料相談で本当に分かること
予備校の無料相談で分かるのは、次のような点です。
- 自分の学習状況をどう評価されるか
- 独学のままでもいけそうか
- 弱点科目・分野
- 記述式への考え方
- 学習スケジュールの組み立て方
- その予備校の講座・テキストの特徴
- 他の受験生の動向
予備校無料相談は、単なる講座説明の場ではなく、受験生の立場からしたら貴重な情報収集の場でもあります。
人それぞれどこに質問の比重を置くかで、話の流れは変わってくるので、予備校の無料相談を受ける前には、どんな情報を知りたいかあらかじめ、まとめておくことをおすすめします。
そうすれば自分の情報収集がしやすくなりますし、限られた枠の貴重な時間を無駄にせずにすみます。
これらは、実際に行政書士試験に不合格を経験した人にとって、非常に価値のある情報です。
自己分析をしていたとしても、客観的にプロの目から見てもらえば、新たな気づきがあるかもしれません。
私はこれを、予備校にお金を払う前にプロの視点を借りる機会だと考えていました。
予備校の無料相談を使わないと「損」だと言える理由


予備校の無料相談の実施方法も様変わりしてきました。
以前は電話やメール、または実際に予備校へ来所する必要がありました。
電話やメールだと、自分の言いたいことが伝わりにくい、予備校へ来所するには遠くて行けない。
そんな不便さがありました。
しかし近年は、予備校の講座の受講形態もそうですが、無料相談もWEB(Zoom)上で実施されるケースが多いです。
そのため予備校の無料相談は身近になり、利用しやすくなりました。
この機会を逃す手はありません。
自分の現在地を客観的に知れる
行政書士試験の不合格直後は、どうしても感情が先に立ちます。
自己分析をしていても、
- もう少しだった気がする
- 全然ダメだった気がする
どちらも、実は負の感情や思い込みから、正確ではないことが多いです。
その点予備校の無料相談では、点数・勉強期間・使用教材などをもとに、冷静で客観的な視点から現状を整理してもらえます。
これは今後行政書士試験の勉強を継続し、合格を狙う上では、独学では得にくい貴重な情報です。
予備校が「合う・合わない」を事前に判断できる
予備校の利用は決して魔法ではありません。
- 講義中心が合う人
- テキスト中心が合う人
- 管理される方が伸びる人
- 自由度が高い方がいい人
人それぞれの生活背景や性格など、タイプによって予備校に対して、向き不向きが分かれます。
その点予備校の無料相談を使えば、この予備校は自分には合わなそうだな、この講座なら無理なく勉強を継続できそうだな、と申し込む前に判断できます。
これだけでも、無駄な出費を防げます。
独学を続ける判断にも使える
予備校の無料相談を受けた結果、今の状況なら独学でもいけそうですね、と言われることもあります。
その場合、もちろん無理に予備校に行く必要はありません。
- 独学ならどこを改善すべきか
- どんなスケジュールが現実的か
という具体的なアドバイスをもらえることもあります。
つまり予備校の無料相談は、予備校に絶対に行くためのものではなく、今後の行政書士試験の勉強方針を進路を決める材料なのです。
このように、予備校の無料相談は通うかどうかを決める場ではなく、独学を続けるか、環境を変えるかを冷静に判断するための材料集めに使えます。
実際に、行政書士試験の無料相談が受けられる予備校はいくつかあります。
私が調べた中で「独学経験者の相談に慣れていて、無理な勧誘が少ない」と感じた予備校は、以下のようなところです。
⇒ 行政書士試験の予備校を選ぶなら無料相談の活用がおすすめ!
予備校の無料相談は1校だけでなく、複数使っていい


予備校の無料相談は、1校だけで決める必要はありません。
むしろ2校・3校と話を聞いた方が、比較ができて判断しやすくなります。
- A校ではこう言われた
- B校では違う見解だった
この違いを見ることで、より自分に合った今後の選択しが見えてきます。
実際、専門スタッフや講師と話してみると
- 説明の分かりやすさ
- 勧誘の強さ
- 話をきちんと聞いてくれるか
といった、WEBサイトでは分からない、予備校の雰囲気や相性が見えてきます。
また各予備校で行政書士試験講座の特徴を直に聞いておけば、どこが自分の不安や弱点部分にマッチするか決めやすくなります。
やはり1度行政書士試験の不合格を味わってしまい、不安や悩みが多い受験生にとって、真摯に向き合ってくれる予備校を選びたいですよね。
それでも予備校に行かない、という選択もアリ
予備校の無料相談を使った結果、やっぱり独学でやる、という結論でも全く問題ありません。
大切なのは、納得した上で決めることです。
- なんとなく独学
- なんとなく予備校
ではなく、
- 情報を集めて
- 話を聞いて
- 自分で選ぶ
このプロセスを踏むことが、行政書士試験の不合格後の行動として一番差がつくと、私は感じています。
せっかく予備校の無料相談で親切に対応してもらったのに、悪いなという気持ちもあるかもしれません。
そのように人を思いやれる気持ちはとても素敵です。
ですが今この時は、自分の将来をまず第1に考えてみましょう。
今自分に必要な事はなんでしょうか?
ちなみにですが、予備校の無料相談を利用したからと言って、当然その全員が申し込むとは限りません。
その予備校の人気度にもよりますが、ほんの数%程しか申込はありませんから、気にせず自分の決めた道を進んでいきましょう。




まとめ|予備校の無料相談は申し込み前の保険
行政書士試験に不合格だったあと、その後の進路に迷うのは当然のことです。
だからこそ、いきなり決断する必要はありません。
予備校の無料相談は、
- 失敗を減らすため
- 自分の現在地を知るため
- 次の一手を冷静に考えるため
の保険のようなものです。
予備校の無料相談を使ったからといって、必ず講座を申し込む必要はありません。
「情報を集める」「話を聞く」それだけでも、来年の選択は大きく変わります。
もし今、行政書士試験の勉強を独学を続けるか、環境を変えるかで迷っているのなら、まずは予備校の無料相談を利用してみるのも1つの方法です。
予備校の無料相談を利用すると、独学では決して得られない貴重な情報を入手できます。
たとえ今後も行政書士試験を独学で走り抜こうと決意したとしても、試験に不合格だった今の状況から、一歩前に進めるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。








